日本航空(9201)の株主優待

株主優待

今回は空の旅をぐっと身近にしてくれる、日本を代表する航空会社「日本航空(JAL)」の株主優待について解説します。


日本航空(JAL)ってどんな企業?

日本航空(JAL)は日本を代表する航空会社の一つです。赤い鶴のマーク「鶴丸」でおなじみですね。 現在は「JAL」ブランドを中心としたフルサービスキャリア(FSC)だけでなく、中長距離LCCの「ZIPAIR」や、国内LCCの「ジェットスター・ジャパン(出資)」、さらにはマイレージ事業などの非航空分野にも力を入れています。

業績データ(2026年3月12日時点)

項目数値
時価総額約 1兆1,645億円
株価(26/03/11終値)2,664円
PBR(株価純資産倍率)1.10倍
PER(株価収益率)9.44倍
ROE(自己資本利益率)約 12.6%
自己資本比率34.9%
配当利回り(予想)3.60%

日本航空の株主優待の内容をチェック

JALの株主優待といえば国内線の運賃が50%割引になる「株主割引券」とグループ各社で使える「株主優待券提携クーポン」です。帰省や旅行の強い味方として優待投資家からも非常に人気が高い銘柄です。

株主優待を受けるには

毎年3月31日および9月30日時点の株主名簿に記載されている、100株以上保有の株主が対象となります。

優待内容と必要株数の一覧表

JALの優待は保有株数と保有期間によって「株主割引券」の発行枚数が変わります。

保有株数3月確定分9月確定分年間合計
100株〜299株1枚1枚
300株〜499株1枚1枚2枚
500株〜699株2枚1枚3枚
700株〜899株2枚2枚4枚
900株〜1,099株3枚2枚5枚

💡 長期保有特典 3年以上(同一株主番号で7回連続記載)保有すると、300株以上でさらに追加の割引券が発行されます。

  • 300株以上: 3月・9月それぞれに1枚追加(年間+2枚)
  • 1,000株以上: 3月・9月それぞれに2枚追加(年間+4枚)

優待を受けるにはいくら必要?

昨日の終値をベースにした最低投資金額は以下の通りです。

  • 終値(2026年3月11日): 2,664円
  • 株主優待を受けるのに必要な最低株数: 100株
  • 最低投資金額(100株): 266,400円
  • 権利確定日: 3月末日(および9月末日)

利回り

配当だけでなく、優待も合わせた「総合利回り」を見てみましょう。
※優待券1枚の価値を、金券ショップ等の流通価格相場である「2,500円」と仮定して計算します。

  • 配当利回り: 3.60%(1株あたり年間96円予想)
  • 株主優待利回り: 0.94%(100株保有の場合:2,500円 ÷ 266,400円)
  • 合わせた総合利回り: 4.54%

JALは2026年3月期に増配を発表しており単体でも3.5%を超える高水準なのが魅力ですね!

日本航空の株主優待券の買取価格の推移と変動要因

株主優待券を使いきらない場合には株主優待券の売却を検討しても良いと思います。買取価格の推移は下記のようになっています。また株主優待券の買取価格の変動要因について考察します。株主優待券の売却を検討している方の参考になれば幸いです。

JAL 株主優待券買取価格

季節的な需要の波

最も顕著な変動要因は大型連休や帰省シーズンに伴う「航空需要」の変化です。

  • 価格が上がる時期: ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、卒業旅行シーズン(3月)の前。これらの時期は普通運賃が高騰するため、50%割引になる優待券の価値が相対的に上がります。
  • 価格が下がる時期: 連休明けの閑散期(5月中旬、6月、1月下旬など)。旅行者が減るため、買取相場も落ち着く傾向にあります。

優待券の「配布時期」による供給増

JALの株主優待券は年2回(6月・12月頃)発送されます。

  • 6月・12月: 多くの株主の手元に新しい券が届くため市場に一気に在庫が溢れます。この「供給過多」のタイミングでは一時的に買取価格が下がりやすいのが特徴です。

有効期限までの「残り期間」

株主優待券には約1年〜1.5年の有効期限があります。

  • 「新券」と「旧券」: 市場では期限が長いものを「新券」、短いものを「旧券」と呼びます。
  • 期限が残り半年を切ると金券ショップ側も在庫リスクを避けるために買取価格を下げ始め、残り3ヶ月を切ると大幅に下落するのが一般的です。

航空会社の運賃体系(早割との競争)

JALが設定する「先得」や「特便」といった早期予約割引の価格設定も、優待券の価値に影響します。

  • 早割が安い場合: 1〜2ヶ月前から予約できる人は早割を利用するため、優待券の需要が減り価格が下がります。
  • 早割が売り切れた場合: 直前の出張や急な予定では優待券が「当日でも50%オフ」になる最強のツールとなるため、直前需要が高まると価格が支えられます。

社会情勢・燃料サーチャージの影響

マクロな要因も無視できません。

  • 燃油特別付加運賃(サーチャージ): 国内線では影響は限定的ですが、航空運賃全体が上昇傾向にあると、割引率の固定された優待券の「お得感」が増し、価格が強含みになることがあります。
  • ビジネス需要の動向: リモートワークの普及などで出張需要が減ると、直前利用が多いビジネス層の買いが減り、相場が軟調になる要因となります。

高く売る・安く買うコツ

項目買取価格が高い時(売り時)買取価格が低い時(買い時)
時期大型連休の1ヶ月前〜直前連休直後・閑散期
供給配布から時間が経過し在庫が減った時5月・11月の優待配布直後
期限有効期限が1年以上残っている時有効期限が迫っている時

当サイトではこれらの要因によって日々変わる最新の買取価格を更新しています。


 その他の株主優待券の買取価格の推移についてはこちらの記事をご覧ください。


まとめ:日本航空の株主優待はどんな人におすすめ?

日本航空(JAL)の株主優待は、以下のような方に特におすすめです。

  • 旅行や帰省で国内線をよく利用する方
  • 高配当×優待の「二階建て」で利益を得たい方:業績が回復し、配当利回りが3.6%と非常に魅力的になっています。
  • 「長期保有」でじっくり資産を育てたい方:3年以上持つと優待枚数が増えるため長期保有のメリットが大きいです。

航空需要の回復とともに株価の安定感も増しています。優待券を使ってちょっと贅沢な空の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?


【ご注意】
本記事の内容は記事執筆時点のものになります。株主優待の内容は変更している場合もあります。本記事は株主優待の紹介を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。株式投資は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。

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